アメリカのメジャーリーグベースボール（MLB）で活躍するニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手が、2026年春に開催される第6回ワールドベースボールクラシック（WBC）にアメリカ代表として出場することが決定しました。このニュースは、日本時間14日午後に放送されたMLBネットワークの番組で発表されました。

ジャッジ選手にとって、今回のWBC出場は初めての経験となります。アメリカ代表のマーク・デローサ監督は、ジャッジ選手をキャプテンに任命したことを明かし、彼の出場が侍ジャパンにとって大きな脅威となることを示唆しました。ジャッジ選手は、「前回の大会は家で観戦していたが、試合に出られないのは良い気分ではなかった。今回は代表として出場できることを楽しみにしている」とコメントしています。

また、ジャッジ選手は自身の目標として、ニューヨーク・ヤンキースの優勝を挙げており、特に巨額の9年契約を結んだ後であるため、現在はチームでのプレイに専念したいと語りました。しかし、アメリカ代表に選ばれたことには特別な名誉を感じているようです。

デローサ監督は、ジャッジ選手がキャプテンに選ばれたことについて、トラウト選手と話し合ったことを明かし、「彼は世界的なトップ選手たちによって信頼されている」と強調しました。ジャッジ選手は、トラウト選手からの支持を受けて光栄に思っており、彼との共闘を望んでいます。

日本のプロ野球界にとっても、ジャッジ選手の出場は大きな注目を集めており、両国の対戦に期待が高まっています。アメリカ代表と侍ジャパンの戦いは、野球ファンにとって待望のイベントとなるでしょう。